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セミナー案内

2022年4月28日 シリーズセミナー 第7回 「3次元組織学による臓器・全身のセルオミクスの実現」

本センターは、世界で初めての“生体イメージング”にフォーカスした本格的なイメージング施設です。様々なイメージング研究にふれる機会をご紹介するため、生体イメージング研究で活躍する研究者による「大阪大学・ニコンイメージングセンター シリーズセミナー」を開催いたします。
第7回は、順天堂大学・医学研究科 洲崎 悦生 教授 のセミナーです。
オンライン参加も可能です。皆様のご参加をお待ちしております。

大阪大学・ニコンイメージングセンター シリーズセミナー
 第7回「3次元組織学による臓器・全身のセルオミクスの実現」

概要  
 近年のさまざまな組織透明化および3次元イメージング法の発展により、細胞解像度以上で臓器や全身を包括的に観察することが可能となった。
 本講演では、我々が開発するセルオミクスフレームワーク「CUBIC」を中心に、主に神経科学分野への適用例を中心に多細胞システム解析の最先端手法を紹介する。
 CUBIC技術は全脳の神経回路や神経活動の描出、全脳全細胞解析、血管網解析を可能とする網羅的細胞回路解析技術である。近年では全臓器染色およびイメージングのための最新の手法「CUBIC-HistoVIsion」を開発し、成体マウスの全脳、生体マーモセット半球、成人の死後小脳の約1 cm3の組織ブロック、および乳児のマーモセット全身を均一に標識できるパフォーマンスを有する3次元組織学を実現した。さらに、全脳全細胞アトラス「CUBIC-Atlas」をリソースとしたウェブベースのクラウド解析ソフトウェア「CUBIC-Cloud」では、多数のマウス全脳イメージングデータを統合し、共通のアトラステンプレート上で定量解析するプラットフォームを提供した。
 これらのCUBIC関連技術は、多細胞系の臓器および全身スケールの組織学的分析を行うための高度な技術基盤として機能し、幅広い医学生物学分野でのシステミックな細胞・細胞ネットワーウ解析と機能理解に威力を発揮する。

開催要項
日時:2022年4月28日(木) 16:00~17:00
場所:大阪大学・ニコンイメージングセンター(大阪大学医学系研究科 臨床研究棟 L階)
演者:順天堂大学・医学研究科 洲崎 悦生 教授

オンライン参加
下記のウェビナー申込フォームより、必要事項をご記入の上、参加登録をお願いします。
https://go.healthcare.nikon.com/l/924973/2022-04-07/dxs16

会場参加お申込み
件名に「シリーズセミナー第7回 参加希望」と明記の上、本文にご所属、お氏名を記載いただき、こちらのメール宛にお申し込みください。
 お申込メールアドレス:register@handai-nic.com

本セミナーに関する連絡先
株式会社ニコンソリューションズ バイオサイエンス営業本部
E-mail : Nsl-bio.Marketing@nikon.com