
顕微鏡システム紹介
本センターで利用可能な顕微鏡システムをご紹介します。
- 顕微鏡システム
ご利用には新規利用者登録いただいたうえで機器・施設予約が必要です。

Station-1
倒立型多光子顕微鏡システム
多光子吸収を利用して生体深部まで観察できる顕微鏡システム。
ベースの顕微鏡が倒立型であるため生体組織切片やスフェロイドなどの蛍光観察に適しています。

Station-2
正立型多光子顕微鏡システム
多光子吸収を利用して生体深部まで観察できる顕微鏡システム。
ベースの顕微鏡が正立型のためマウスの脳や内臓などの蛍光観察に適しています。

Station-3
共焦点顕微鏡システム with NSPARC(超解像)
Axはピクセル解像度と感度が飛躍的に向上。かつてない解像度と明るさで正確な情報が取得できるうえ、広視野かつ細胞への侵襲を抑えたイメージングを実現し、新たな生物学的発見をサポートします。さらに、人工知能(AI)をベースとした使いやすく機能豊富な解析ソフトウェアを装備し、幅広いユーザーのニーズに対応が可能です。また、超解像共焦点レーザー顕微鏡(NSPARC)を用いることで共焦点同等の明るさと撮影可能深度を保持したうえで超解像の画像取得を可能とします。

Station-4
構造化照明型超解像顕微鏡システム
ストライプ状の構造化照明とコンピュータ演算により、従来の光学顕微鏡の解像度の2倍の100nm(XY)の解像度で観察できる顕微鏡システム。
ミトコンドリアのクリステ構造など細胞内小器官の微細構造や回折限界以下のタンパク質の共局在などの蛍光観察ができます。

Station-5
倒立型超解像共焦点顕微鏡システム
実験シーケンス構築ツール(JOBS)を用いることで、低倍から高倍観察までを自動化したり、サンプルに適した画像取得条件をカスタマイズできます。
スクリーニングや各ポイントで条件を変えての多点撮影など、画像撮影から解析までを自動的に実行させることが可能です。

Station-6
画像解析システム
ニコンの顕微鏡製品は、全て「NIS-Elements」という共通プラットフォームソフトウェアで、顕微鏡の操作や画像撮影から画像解析までを行えます。
単に画像を撮影するだけではなく、タイムラプス撮影やZスタックによる3次元撮影、多点連続撮影など付加価値の高い画像の撮影が可能です。また撮影した画像に対する画像処理や解析機能が豊富で、研究のあらゆるシーンを満足させる使い方ができます。
また、3D解析ソフトウェア「IMARIS」を導入しています。特に3Dでの解析に優れており、spotやsurfaceを用いて細胞のtrackingや体積、輝度の測定、神経や血管の走行を定量化することができます。
施設利用について
ご利用には利用者登録、顕微鏡システム予約が必要です。初めて利用をご希望の際は利用案内をご覧下さい。